こんにちは。ルームズ大正堂 あざみ野店の折坂です。
あざみ野店では9/3~5までの3日間、オリエンタル絨毯展・ギャベ展を開催いたします。
手織のペルシャ絨毯とはどんな物か…?
「高級なイメージ」「繊細なイメージ」「特別な人が持っているイメージ」といったところではないでしょうか?
ペルシャ絨毯のアンバサダー、サヘル・ローズさんをご存知でしょうか?
イランで生まれたサヘル・ローズさん。しかし、イラン、イラク戦争で家族を失ってしまいます。孤児院で生活し、後に養母となった方と二人で日本へ移り住みます。その後大学へ進学し、専門学校にも通い、声優学科へ。現在はラジオやTVで、女優さんとして活躍されています。
そんなサヘル・ローズさんが【ペルシャ=万華鏡】と伝えています。
どの角度から見ても、美しい!ということなのだそうです。
話が脱線してきましたが、ペルシャ絨毯の美しさが、この「万華鏡」の一言に詰まっているなと私は感じました。
手織絨毯の本場、イランでは、娯楽の一つにお客様をご自宅にご招待したり、お呼ばれしたり・・・そんな時手土産に花束や鉢植えをプレゼントするそうです。
国民の身近にお花があります。
男性がおうちにお花を買って帰るのもよくあるそうです。
日本の男性はなかなかお花を買って帰るのは少ないのではないでしょうか?
見習いたいですね。
イランの国花は薔薇。神様が女性を創り出すときに薔薇を一緒に創ったと言われ、花の中でも薔薇が特に愛されています。
言い忘れましたが、大切な人に贈るのも断然薔薇が人気だそうです。
神聖な花の象徴でモスクや宮殿にも描かれているのはご存知でしたか?
先程紹介したサヘル・ローズさんもバラ園を持っています。なんとその園でバラの種類は130種類以上あるそうです。
ペルシャ絨毯のモチーフの多くに薔薇が織られているのも納得ですね。
ペルシャ絨毯にはシルク絨毯とウール絨毯があります。
シルク絨毯が高級品で、ウール絨毯は低級品なわけではありません。ウール絨毯でも同じサイズのシルク絨毯より高価なものは沢山あります。
ウールかシルクか悩んだときは、使用する場所で決めるのが良いと思います。
シルクは摩擦に弱く、水に濡れると濡れた箇所が硬化しやすく、その部分だけ色が違って見えたりしてしまいます。
ダイニングの下などに敷く場合は耐久性に優れたウール絨毯にしましょう。
まだまだ書ききれていないペルシャ絨毯の魅力。
文様のお話も、色のお話も、産地のお話も…
もっともっと伝えたいことが沢山あります。
ぜひ、期間中にお越しいただき、お話させて頂けると良いですね。
もちろん見に来るだけでも大歓迎です。以下の2会期でイベントを予定しております。
「ルームズ大正堂あざみ野店限定イベント」
①ペルシャジュータン&ギャベ/オリエント展(500点以上厳選展示予定)
<本会期 9/3〜5>
②ギャベ限定展
<プレイベント8/27〜30>※プレ展示はギャベのみです。
ルームズ大正堂 あざみ野店では皆様のお越しを心よりお待ちしています。
ぜひ、一緒にペルシャ絨毯を熱く語りましょう!!
※画像提供 ㈱プレーベル