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手織り絨毯展2017@つじどう店

こんにちは。
つじどう店、木村(直)です(^^)

手織り絨毯展✨今年も始まりました〜!
つじどう店は、9/22〜25の期間で開催します。

各店舗で年に一度、大小合わせて300枚以上の手織り絨毯が集結する一大イベントです✨

今回は、大正堂でお取り扱いしております名作家具と共に画像をご紹介します。

まずは、やはりペルシャ(現在のイラン)五大産地から…

イスファハンとカシャーンには、マルニ木工の地中海シリーズのダイニングチェアと合わせてみました。

イスファハン
宮廷絨毯職人が育成され発展し、高級ウール絨毯の産地ですが、縦糸にシルクを用いて、より繊細で華麗な色調で、イスファハンブルー、イスファハンレッドと呼ばれる色彩は高級感に溢れます。歴史と伝統に裏打ちされた格調高い絨毯は、ペルシャ絨毯の最高峰。

カシャーン
美しいタイルの町を意味するカシャーンは、ナイン同様、白いウール素材が代表的で、毛足はナインより2.3ミリ長くボリュームがある。色はタイルを天日干ししたようなアースカラーが多い。
続いて、タブリーズには、オークの木目が美しいブルージュのコーヒーテーブルを合わせて…
タブリーズ
ナイン同様、白い部分にシルクを織り込むも、ほぼウールで堅牢なので「鉄の絨毯」とも呼ばれる。タブリーズでしか織られないヘラティ柄(ひし形の4つのポイントに花々を置き4辺に並行してアーカンサス葉模様を並べてのデザイン)とマヒ柄(小魚模様)が代表的。

そして、ナインとコムでは、カリモク家具のダイニングチェアでモダンと伝統のミックスコーディネート。

ナイン
コム同様、新しい産地ですが、初期にイスファハンの技術を受けた為、その影響が見られ、古典的なメダリオン・コーナーのデザインとベージュ基調や淡い色使いが多い。シンプルな上品さとベーシックな実用性が特徴で日本のインテリアに合わせやすい。

クム(コム)
シルク絨毯の名産地。ペルシャ絨毯産地としては歴史が浅く伝統に囚われない斬新さが特徴。
クムを代表する名門工房「マスミ工房」は独特の染色技術から生まれる色調が美しい。

家具にも名品があるように、機械織りには出せない風合いの手織りこそ、絨毯の名品ではないでしょうか✨✨✨

さらに、ギャベには、ナチュラルなダイニングを合わせてみました。

ギャベ
ナチュラルな空間にぴったりのギャベは若い世代に支持され、日本にも多く輸入されるようになりました。

ギャベについては、以前のブログでもご紹介していますので、是非バックナンバーもご覧下さい(^^)

他にも、トルコの最高級シルク絨毯
ヘレケ

お花のデザインが特徴のキルマン

幾何学模様のキリム

そして、今回唯一の年代物(約90年物だそうです)
なんともいえない味のある色味に変化しています。

毎年9月よりスタートするルームズ大正堂の特撰手織り絨毯展は、神奈川県下では最大級の規模になるとのこと…

以下のスケジュールで進みます。数々の名品を一同にご覧になれる絶好の機会ですので、是非とも足を運んでみてはいかがでしょうか…

ご来店を心よりお待ちしております(^^)